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巧遅拙速

仕事をしているとどうしても完璧に仕上げたいと思う事があるかと思います。この仕事は重要だから完璧に仕上げたい。すごい気持ちわかります。

 

ただ完璧ってどういう状態なんでしょうね。学校のテストだったら100点を取れるかもしれませんが仕事ではそうもいきません。何故なら100点の概念が皆違うから。自分が100点の物を提出しても上司は50点と判断するかもしれません。

 

しかも仕事には締め切りがあります。何時何時までに終わらせないといけません。つまり仕事の作業内容と時間との分水嶺になるわけです。ここ大事。

 

自分が100点だと思って提出しても締め切り後じゃ意味がありません。しかも自分が勝手に100点だと思ってるだけで上で書いたように上司からしたら50点であった場合、締め切り過ぎていて修正する時間もないと散々な目にあいます。

 

なので仕事は自分で30点ぐらいの状態で上司に見てもらいます。これは方向性が間違っていないかを確認する作業で「できました!」とは言ってはいけません。この先を進めるにはこの方向であってるか、それを上司に見てもらって次のゴール、つまり50点~70点を狙います。

 

都度上司に確認してもらい最終的に80点を目指します。100点じゃなくて20点の差があるのは最後の修正分を設ける為ですし、ひょっとしたら自分の80点の結果が上司からしたら100点かもしれません。

 

巧遅拙速とは自分が100点だと思う作業をして締め切りを過ぎてしまうよりも、30点の作業でいいから都度都度上司に確認するという意味です。自分の100点程あてにならないものは無いですからね。

 

まず簡単にでもいいから大枠を作る。そして詳細は確認を取りながら作っていく。これって仕事の基本だと思うんですがどうでしょうか。