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ケンカ相手がいる人は幸せ

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人が好きなんですが人が集まると争いごとが多少起きる事もあるのでそこだけが苦手です。一度苦手と思うとその人と口を利くことはほぼありません、プライベートではね。面倒くさい人とは距離を置いて付き合わなければ争いごとも起きないからです。

 

ただ争いごとと言うかケンカはお互いの本音が出るので悪い事ではないと思っています。お互いが隠していた思っていることをぶつけ合い更に仲が深まるんじゃないかななんて思ってるんですよ。仕事では表面的に付き合うだけで良いんですがプライベートだと仲良くなればなるほどお互いの合わない部分を埋め合おうとしてケンカし、妥協点を見つけて親密度が上がると思います。

 

最近の人間関係を見ているとどうもFOとかCOとか簡単に使うなと感じています。FOとはFade Outで徐々に疎遠になる事、COとはCut Outで一瞬で縁を切る事を言うみたいです。確かに完璧に合わない人とはそうすべきと思いますが、なんか1点でも違う事があるとすぐFOとかCOするって言うのは如何なものか。

 

森見登美彦さんが書いた小説「四畳半神話大系」にこういうセリフがあります。著作権の関係とかおぼろげな記憶とかあるので曖昧にしますが「人間とは如何に多面的であるか。前から見たら見えないものが後ろや上下から見るとまた違った側面が見える。」。

 

この人ちょっとこの点は合わないなと思ってもあの点では合うかなと思うと人間関係が広くなると思います。合わない点でケンカしてもそこでお互いが妥協点を見つけ擦り合わせることで親友になっていくんではないかなと思います。

 

つまりケンカ相手がいる人は付き合ってくれる人が居るという事で一人じゃないんだよと言いたいのです。私もそれに気づかされたのが昨日でした。ケンカ時はイラっとしましたがあの人は良い面もあると思うと溜飲が下がると。

 

争いごとを避けずに人間関係を作るのは難しい。相手を傷つけずに主張していく方法が自分で確立できたら幸せになれるなと感じています。

 

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