腎臓病になったブログ

死ぬまでの日記

嫌いな相手にも与えるのが愛か

NHKの朝ドラでアンパンマンの作者やなせたかし先生の奥様のお話「あんぱん」が放映されることが決まりました。詳しくは以下。

www.nhk.jp

 

私はやなせたかし先生の生前最後のインタビューのセリフが大好きです。それがこちら。

 

「まだ死にたくねぇよ。おもしろいところへ来たのに。俺はなんで死ななくちゃいけないんだよ」

jisin.jp

 

ちょっと最近までこの世界はクソでどうしようもなく見えていましたが歳のせいかこの世界が少し素敵に見えてきています。寿命がみえてきたからでしょうか。そうすると上のやなせせんせいのセリフが胸に応えるんですね。もう48年も生きたのに後何年生きてるのかわからない、もっと楽しいことしたいよと。

 

そんなやなせたかし先生の代表作と言えば疑いもなくアンパンマンなんですね。アンパンマンはその顔をお腹が空いて困っている人に分け与え助ける行為を続けます。ところがそのライバルであるバイキンマンの目的はなんと「アンパンマンを倒すこと」が目的です。バイキンマン邪魔でしか無い!と思ったんですがバイキンマンというか菌にもその役割が有るというコラムがこちら。

 

shuchi.php.co.jp

少し参照しますが

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ばいきんまんの登場によって、アンパンマンに、もうひとつのメッセージが生まれた。「共生」だ。バイキンは食べ物の敵ではあるけれど、実は、パンだって酵母菌がないとつくれない。バイキンも、食べ物がないと繁殖できない。


つまり、パンとバイキンは、敵だけれど味方、味方だけど敵という共生関係にあるわけだ。これは、われわれ人間にも言える。バイキンが絶滅すればいいのかというと、実はダメなのだ。人間も生きられなくなる。

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あいつは嫌いだ、むかつく、気に食わないという相手は誰にでも存在すると思いますし、しかしだからといって殺してしまえというのも早急すぎる。遺伝子レベルで考えても共生すべきなんですよね。何がいつどう関係を良くするかわかりません。嫌いな相手も自分にとって良い菌になる可能性は0じゃないのです。

 

ただ今は嫌いな相手に与えることはできないかもしれません。でも時間をかけて関係を改善改良することも手段として考えられるのではないでしょうか。

 

やなせ先生も言われてますが戦争や争いは避けるべきです。世界各地で起こっている戦争や争いも近くの痴話喧嘩も少しでも改善していきたいところですね。