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人の格

人類皆平等と考えていたりしますが心の底では自分と比較して他人が上か下かを判断したりしています。人の格といいますでしょうか、こういうのを。自分では気づいてないけど誰もがやっていることだと思います。マウンティングなんて行為はこの人の格を試すような主たる行為でしょう。例えば収入とか学歴とか地位や名誉なんてのも人の格に影響します。他にも身体的な事(身長や体重、体格等)や精神的な強さ弱さも関係してくるでしょう。

 

誰もが人の格を自分や他人に充てつけて自分が今どの位置、地位にいるかを確認します。そうすることによって安心を得るのです。自分が今何者か、人類の中でどの地位にいるのかは生きていく上で非常に重要になります。だから区別や差別が生まれるわけです。この事は誰もが心の奥底でやっているのですがそれが気づいてない人が多いということで、気づかずに区別差別していることです。それが人の本質なのかもしれません。

 

誰もが用いているこの人の格主義は人が人である限りなくならないと思います。ただ差別区別を排除していこうという考えも最近は流行りなので人ってのは捨てたもんじゃないなとも思いますが。

 

守るべきものは守るというのは大事ですしそれによって争い(区別差別)が生まれることも仕方ないと思います。守るべきものを攻撃されたから攻撃し返したっていうのはマウンティング合戦に似ていてそれも鶏が先か卵が先かという話ですが。

 

人の格がある限り区別差別はなくなりません。だからどうするのかと言われてもわかりませんが、博愛主義に走るのもまた違うような気がするし今後の思考テーマにしていこうと思います。