うつ病の人たちの話を何度か聞く機会があったんですが彼らの言い分はいつも「悪いのは自分」なんですよね。外国人がどうなのかは知りませんが日本人って自責の念が強すぎません？自殺率とか見るとそういう考えの人が多いのかなって邪推しちゃいますが。
いいじゃないですか、他人のせいにして。健常者なんてほとんど他人のせいにしてますよ。会社行ってみなさい。「俺は悪くない」「私は悪くない」っていう人ほど長く会社に在籍しているじゃないですか。正しい生き方って実は他責な考えなんですよ。
自責の念を教育するのは他人がコントロールしやすいから。だって自分が悪いと認めたら相手の言ってることが正しくなりますからね。例えば上司が出した指示にしたがったのに「どうして勝手なことをするんだ」と言われるのはその典型。悪いのは上司なのに決して認めません。
だったら自分を責めないで他人を責めて生きるほうが楽です。自分は悪くないという考え方はうつ病予防にも最適だと思います。俺は悪くない、私は悪くないでいいんでしょ本来は。
自分を自分で責めたら誰がかばってくれるんですか。誰もかばってくれませんよ。「ちゃんと誰かが見てるから。」なんて自殺した後に聞かされてもしょうがないでしょう。最初から他人が悪い俺悪くない精神で行けば追いつめられることもないのです。
再度言いますが自責の念を教えるのは他人が扱いやすくするためです。決してこの考えにおちいらないよう気を付けましょう。
