宇宙より遠い場所を3日かけて全話見ました。女子高生が北極を目指していくというちょっと不可能じゃない?っていうストーリーでしたが実は目的は彼女たちの自立というテーマだったと捉えています。主人公4人は当然として私はめぐっちゃんの自立っぷりに感動しました。めぐっちゃんだけを捉えた日記になります。
若いころは皆同じように成長していきますが中学校や高校で同級生というライバルに差をつけられることは誰しも経験していることだと思います。やっぱり悔しいんですよね、負けるっていうのは。相手より優位に立ちたいとか、頼られる存在でありたいとか思ったりするわけですよ。自分よりもできない子に依存してもらって自分の存在性を維持するってのはすっごいわかるんですよ私は。
めぐっちゃんが絶交の告白をした時に自分で言っていましたが結局めぐっちゃんはきまりに依存されていたんではなくてめぐっちゃんがきまりに依存していたんです。そうしないと自分の主体性が崩れてしまうから。でもめぐっちゃんは自分でそれに気づきそれを自分で否定し、自立しようと考えたわけです。だから絶交いう手段を取った。でもきまりは純粋なので絶交無効にしてしまった。それでもめぐっちゃんは自分で自立しないといけないとわかっていたので南極に行ってる間のきまりのラインには返信しなかった。
きまり達が南極の旅をしている間、めぐっちゃんは自分で計画を立てて北極への旅をしていたわけです。きまりと一旦距離を置き、自分で自分の人生を作るために。
めぐっちゃん嫌いって言う人もいるそうですがやり方は悪かったかもしれませんが誰しもそういう思いを持ったことはあると思います。ただめぐっちゃんは自分で自分に気づいて自分を変えた、という点は大きな成長であり自立であり認めるべきだと感じています。
きまり達の旅も最高の旅でしたがめぐっちゃんの人生という旅もまた素敵なものになると思います。
さて、話がめぐっちゃんだけになりましたが残念だったな、私は今酔っている。最高なアニメでした!