若いころはルールを守ることを強制され大人になってもそれを忠実に守る事が
美徳とされるような気がします。
それも古い法やルールが優先され現実に即してない部分があります。
それでも昔のやり方が正しいと思い込むのはどうでしょうか。
法やルールを破るのが良いと言ってるわけではなく現実に即して
徐々に変えていくのが良いと思います。人間や社会は日々変化していくから。
正しく生きる事が人の幸せに繋がるならばこれより良い事は無いのでしょうが
現実として人間は野生や本能を持っています。
例えば不倫は良く無い事だと言われますが好きと言う感情が生まれてしまったら
止めることはできない。これを実際に行動に起こすかどうかが
本能に忠実か理性に忠実かで分かれるところなんでしょうが。
殺人や暴力は必ず悪い事であると感じていますがそれでも止められない人も
いるのが世の中。現実にそういう事件は日々起こっています。
人を人たるものとするものが理性ならば理性とはどうやって培われるのか。
教育なのか、社会なのか、それとも本能か。
内なる野生を法や理性が止めることはできるのか。
聖書で有名な話マグダラのマリアなんて言うのは罪のない人等いないと言っています。
誰でも間違いが起こりえるのです。
正しいとは何かと言う哲学になってしまいますがそれでも法やルールは
最低限の秩序を生み出す原因となっています。
しかし人の野生を止めることができるのは社会性であると考えます。
家族や会社と言う社会的地位が無ければ無敵な人は今後も生まれ続けるのです。