若い頃仕事で苦しんでいた時期がありました。周りが優秀すぎて追いつけないどころか
置いて行かれていました。そんな時に見たのがドラマ「僕の生きる道」でした。
主人公みたいに近い未来死ぬという状況では無かったのですが
「毎日をしっかり生きていく。」と言う考え方が心の奥にとても浸み込みました。
そんなドラマの主題歌がSMAPが歌う「世界に一つだけの花」だったんですね。
「元々特別なOnly1。」なんて素敵じゃないですか。
人はどうしても他人と比べてしまいます。それは自分が他人よりも幸福だと言う
優越感を味わいたいために。そうすることで心の平穏を保とうとします。
暫くはそんな気も無く生きていたのですが最近めっきり他人と比べようとしている
自分がいます。昔の反省をすっかり忘れてしまったかのように。
自分の人生をしっかり生きていればそれで良いのに。
どんな人生でも必ず幸せと思える機会があると思います。
例え数か月に1度しかないかもしれないその機会ですがそれを糧にして生きていく。
また昔の話ですが「9割苦しくて1割しか人生楽しくない。」と思っていたことが
あります。基本的に今でもその考えは変わりません。
ただその1割を如何に反芻するか、楽しみを咀嚼できるかが
人生を楽しみながら生きる方法ではないでしょうか。
今日は調子に乗り始めている自分に自戒の意味を込めて書いてみました。
誰もが世界に一つだけの花なんですよ。