バーに行きまして常連さんと飲んでいたんですがとある事で店員さんが
常連さんを怒らせてしまいまして。きっかけは常連さんのある癖だったんですが
それが私には誰かを不快にさせるような癖でも無いと感じさせるものでした。
店員さんはその癖を辞めてくれと以前から言っていたようですが、
店長はその癖をしてもらっても構わないよと言っていたのです。
そのバーの指示系統のトップはもちろん店長なので店長の意向の通りに
店が回らなければいけません。店員さんは自分の感情でその癖を不快に思い
辞めてくれと言ったというように私には捉えられました。
1店員ですから主観で話してはいけません、まずは店長に確認を取る。
店員さんは必死にその癖を辞めてくれとお願いするのですが言い方がまずかった。
「他のお客さんからクレームが来てる。誰かは言えないが」と。
もちろん無駄な争いごとを起こす必要は無いので誰かを言う必要はありませんが、
ではそのお客さんは誰かを不快にさせていないのか、と言えばそうではないと思います。
どっちもどっちなんだから多少の我慢は必要でしょう。
ヒートアップしてしまったお客さんを店員さんは必死になだめようとするのですが
もうここまで来たら怒らせた本人では止められません。
客観的に見ていたらどうしても「お店の方針だ。」とか「誰かが言っている。」とか
理由が納得いくものでなくそこが相手の怒りを更に焚きつけてしまったのでしょう。
お店の方針であれば店長が直接そのお客さんに話すだろうし、
誰かが言っているという事であれば先に話した通りに他人が集まる場所なんだから
多少の我慢は必要です。そのクレームを入れたお客さんだけを大切にしたいと
店長が思ってるとは思えないですし。
どうもその店員さんは自分たち(店員さん達)は正しいからその正しさに
従えと言う思いが直接言葉に出てしまっていました。
仮にその癖を直す事がお店にとって正しい事であっても判断は店長です。
そして何度も言いますが店長はその癖にOKを出している。
他人の心を動かすのは本当にちょっとした一言や態度なんですね。
良かれ悪しかれ挨拶を返さなかっただけで相手に不快感を与えてしまいますし。
また一つ学びました。