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父親になるってどういう気持ち?

カナダ映画の「人生、ブラボー!」を見ました、感想を。

 

精子バンクに精子を提供して小遣い稼ぎしていた若かりし頃の主人公がおっさんになって、その精子から生まれた子供たちが「父親が誰だか知りたい」と自分たちが生まれた病院を訴えて、主人公と子供たち、友人の弁護士、パートナーの女性(妊娠中)を巻き込んだ物語となっています。

 

ストーリーはこの辺にしておいて、父親になるってどういうことかなと思いました。物理的には相手さえ見つかれば簡単に父親になることはできるんですが、精神的に父親になるのはどうしたらいいのかなと。あ、私独身ですけどね。

 

金銭面でサポートするのは父親の主な役目だと思います。ただそれだけかと言うとそうでもないなとも思っていて、金銭面に厳しかろうと父親な人はいます。それも一部の例外を除けば立派に父親をやってる人もいる。色んな面で金銭的に子供に負担をかけることはあるでしょうが、それって現代病じゃないかとも思います。お金を掛ければ良い人生を送れると言うのは間違ってはいないと思うし、絶対そうだとも言い切れない。

 

父親の役目は?多分、そばにいて話を聞いて父親の経験則からアドバイスをあげるのが良い、つまり精神的にサポート出来ればいいのかなと思います。生まれてきてくれたからには何かこう人生を良い方向に持っていく考え方を教える、それってすごく大事じゃないですか。

 

生きていくのに大切な事ってお金でも学歴でも生まれでも無くて、思い込みじゃないかなと。辛いことも有るし楽しい事もちゃんとある。でもその両方を受け止める事が大事なんだよと。そんな事を感じさせてくれる映画でした。

 

さて、私には子供を産んでくれるパートナーがいないんですがまずはそこからなんですけどね。そこのハードル高くない?なんて終わり方の日記でした。