明日もこうして終わるんだね

楽しい事を探すブログ

幸せな人生

親が教育熱心だったのでばっちり勉強嫌いになったんですがそれでもなんとか一浪後に大学に進学し大学院も修了しました。就職も大学推薦で決まって三大総合電機に就職しまして。ここまではばっちり所謂王道と言われる人生のレールに乗ってたんですが激務に耐えかね病んでしまい転落してしまいました。何が原因だったかは色々あったんですけども一番効いたのは課長の年収を聞いた時でした。「特許の報酬も含めてやっと年収1000万超えたよ~」と言っていたんですよ。当時課長は今の私よりも若い43歳で慶応卒のエリートでした。まぁ他の課長も東大卒、京大卒、東工大卒、阪大卒ばかりだったのでそれぐらいの年収をもらっていたんでしょうね。何が堪えたって日本を代表する超エリート大卒どもが人生を削ってライバル競争している中で1000万しかもらえないのかと言う事実でした。もちろん部長や所長で1200~2000万ぐらい、ましてや取締役になれば年収1億円とかもらえたそうですがほとんどの社員が課長までで課長後は地方の工場に出向し年収1000万円をキープしながら定年するという。

 

あれだけ過酷な出世競争をして年収1000万~2000万しか貰えない。

 

私の実家は不動産屋をやっているので家賃収入があります。賃貸物件5棟でおよそ年収3000万~4000万。内訳は1室7万×40室=月収280万×12月=3360万円。空き室率にもよりますが2000万円を下回ることは無い。こういう事実を子供のころから知っていたので熾烈な出世競争の末にあるのが1000万~2000万と言うはした金ってのは本当にやる気を無くしました。

 

親の年収は置いといて今や私はまた無職です。収入は0。でも自由な時間がある。出世競争に時間を取られるくらいなら自由時間で人生を豊かにした方がいい。

 

競争が楽しい人はそういう人生も楽しいんでしょうが私は嫌だ。どうせ生きるなら楽しい人生を生きたい。お金や出世に囚われず自分がやりたいことをやりたい時にやりたいようにやる。これが私の幸せな人生です、と今日の日記に留めておきます。