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楽しい事を探すブログ

根性

前から気になっていた「みどりのマキバオー」を満喫で読んできました。

競馬はやらないのでよくわからないかなと思って読んだんですが

昭和(平成初期含む)の根性漫画でした。

 

今も根性と言う言葉は好きじゃないんですよ。根性よりも効率化した方が

色々捗ると思ってます。が、最後に勝負を決めるのは根性であるとも思ってます。

 

この漫画は才能はあるが根性が無い馬が良い先人や仲間たちと出会い

共に成長していく物語です。特にライバルのカスケードとのし烈な戦いは

マキバオーを最高峰のレース馬に育て上げました。

 

言ってみれば誰しも何かの才能がある訳で環境によってそれが生きたり

生きなかったりします。運もありますしね。ただ負けられないという気持ちが

有ればそれが最後に良い方向に進んでいくのではないかと思っています。

 

私は根性が無いんですがマキバオーを読んだ後は何か根性を出してみたいと

思いました。何を根性と言うかわかりませんが出来る範囲でやる、

そして出来る範囲を超える仕事をする、それが根性じゃないかと思います。

 

しんどいですよね、出来る範囲を超えた仕事をやるってのは。

前が見えない状態で進むわけですから気持ちは折れそうになります。

 

それでも何か自分の成長みたいな良くわからない快感を得ようと

頑張るのもまた良いのかなと思いました。ランナーズハイですよね。

 

みどりのマキバオー」のような根性(才能もありますが)漫画は嫌いじゃないです。

キン肉マン」とか「天元突破 グレンラガン」とかもそうですが、

もう努力を超えた何かを成しえる為には根性しかないんじゃないかと。

アニメの話してますが私の周りの人生を見ていてそう思いました。

 

話は戻りますがマキバオー有馬記念の話は素晴らしい。

最後、カスケードは病気の為トップ集団から離脱しますがマキバオー

最高潮の状態のカスケードが前にまだ走っていると考え、そして

そのカスケードを圧倒的に勝利し彼に安心を与えて引退させるということまで

考えて最後にゴールします。

 

無敗の帝王カスケードは出来ることを全力でやった、マキバオーはそれを引き継いだ、

そして競馬会には伝説が残るんですね。

 

全員がマキバオーのような才能がある訳ではないと言うのはご存知でしょうが、

それでも何かを根性で乗り切ったと思えるぐらい頑張れるというのは

生きていく上で大事なのかもしれません。

 

ただし根性論は突き詰めすぎると悪い方向に進むので自分の調子を見ながら

根性を上手い具合に使うといいのでしょう。病むよりかは逃げた方が100倍マシ。

 

仕事していく上で根性と逃げを上手く使った人が生き残れるのではないかと

思ったお話でした。