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教え下手

世の中には教え下手な人がたまにいてそういう人に会うと苦労します。

自分がわかってるから端折って説明してしまうんですね。

「この作業はCだからCをやれ」と言われてもその前のAやBが抜けてるから

作業が出来ない。「AがあってBを経てCをやる」と言わないと意味がわかりません。

でもその人の中ではAもBも当然の事だと思っているのでCの作業しか言わないわけです。

 

物を教えるときはその前提を言わないと始まりません。

山本五十六の言葉だったか「やってみせ 言って聞かせて させてみせ」と

あります。まずはお手本を見せないと相手は答えしか覚えず

途中経過が全く分からない人になってしまい、間違いがあった時にわかりません。

 

仕事を丁寧に教えると相手がきちんと仕事を出来るようになるので

結果自分が楽になり、その後自分が更に高みの仕事を任されるのがわからないんでしょう。

そういう人は結果、作業と言う名の仕事しか任されなくなるかもしれません。

 

得てしてそういう人は作業が得意だったりするもんですから

自分が優秀だとか勘違いしてしまうんです。作業をしているだけなのに。

仕事は頭を使ったこと行為を指すんですよ。作業はルーチンを指します。

ルーチンで出来る作業は仕事ではありません。慣れです。

 

相手を育てるという意思が無い限りその人は永遠に作業を続けていくんでしょう。

何故なら次を育てないから頭を使った仕事に移行できない。

いくつになってもそういう人はそうですし、そういう人に対して諦めも肝心ですが

一緒に作業する以上は言われた側も黙ってはいはい言っていないで

反論すべきだと感じます。