理詰めで相手を追い詰める弁護士なんて良くあるドラマですがその理詰め本当に正しい？と言う事も良くある話ですね。ドラマですから作家がこういう流れなら矛盾が無いだろうと思って書いてますが結局人間が考えたものですからどこかに矛盾がある訳ですよ。
自分はこう思うから絶対に正しいとか相手もこう思ってるはずだって言う考え方は非常に危険でして、そう思ってる人にいやこういう考えもあるんだと言うとそれは間違っていると言いだします。間違っているのがどっちかわからなくなりますね。実際はどちらも正しかったりどちらも間違っていたりと言う事が多いです。
ポジショントークと言うと株の話だそうですが今回は立場的な意見と訳しまして話を進めます。要するに自分に優位に進める為にまるで正しいかのように推論を重ね、論点をずらしながら進める事ですね。一見納得しかけますが後で考えると何言ってんだこいつと思い結局お互いの溝を深めます。これではお互いが求めるゴールに近づくことはできない。かつ、この方法では妥協点が見つからず最後は喧嘩別れすると言う事になります。
交渉術は苦手なので良く分かりませんが遺恨を残す方法はよろしく無いかなと自然に思います。相手を納得させるためには自分の勝手な理論を重ねて押し付けるのではなくて相手の出方を探って落としどころを見つけるのが最適かと。
この日記も私が正しいと思った理論で話を進めていますので本末転倒になりそうですが、それでも相手を追い詰める方法ってのは良くないなと思った次第です。
