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何の為の効率化?

効率化効率化騒がれて何十年とたったんでしょうこの日本の会社では。効率化は利益を上げる為に必要で無駄が無ければ最大限の成果が出ると思います、それはそうだと思う。ただ無駄がないという事は余裕が無いという事と同じで自動車のハンドルに遊びが無いようなもんです。ちょっとしたことで自動車操作がぶれてしまう。経営も同じだと思います。遊びが無いから少しの波風に左右される。

 

自論ですが会社は余裕が無いといけない。可能であれば一つの仕事に2-3人でやらせる。これはダブルチェックとかトリプルチェックに繋がり事故防止になる。また三人寄れば文殊の知恵じゃないが意見が交換され更に良いものが出来ると思う。そして多数人で仕事をするので余裕が生まれる。有休が取りやすいとか。

 

会社にこういう余裕が無いから会社内で社員がギスギスする。あいつはさぼってるだとか仕事してないとか。くだらない、仕事と言う名の売上を出せている社員なんて営業と研究開発ぐらいですからね。その他の間接部門なんてお荷物でしかないわけですよ。間接部門でそういうギスギスするっていうのはよくわからない。皆お荷物なのに。

 

余裕があれば社員も大らかになる。会社がギスギスしていると会社に行きたくないなとかなるけど大らかであれば今日も仕事に行ってやるかと言う気持ちになる。給料を上げるのも大事ですが職場の雰囲気福利も大事。その為にも利益は二の次、第一に職場の雰囲気づくりや社員の生活環境について考えた方がいい。

 

効率化を図って会社が傾くなんてこともあるんじゃないですか?トヨタとか看板方式とか色々やってますが下請けに対して厳しいとか言う噂も聞いたことがあります。効率化を図ってトヨタだけ儲かり下請けが潰れたらトヨタ自体も困るんじゃないですかね。全体主義で効率化を図るなら意味は分かります。トヨタと下請けの全体が儲かるなら効率化を図ることもいいんでしょう。

 

効率化の果てに国破れるとか洒落にならないんですよ。もっと余裕を持つような会社や社会にしていきたいですね。