明日もこうして終わるんだね

楽しい事を探すブログ

前へ ハンチョウ5巻感想

1月4日が発売日と言う事で本日買って参りました。

相変わらず哲学的なお話で大好きです。余りに好きな巻なので一部の話のまとめと感想を。

 

第33話 宮誕、第34話 時駆、第35話 美話

この3話が今回の2代感動編の一つです。

宮本さんの誕生日にハンチョウ、沼川、石和が集まって餃子パーティーをやるんです。

とても盛り上がり最後はベランダで花火を見ながらずーっとこうしていられたらなと

いう所で33話が終わります。ところが34話も同じ話。しかしハンチョウは違和感に気づきます。

どこかで見たような風景に。餃子パーティーを行いベランダで花火を見て、気づくとまた

宮本さんの玄関のドアのチャイムを押している3人が。この違和感に気づいているのが

自分だけなのかと言う不安の中、石和だけがこのループを認識していました。

35話では石和は地下なんかに戻るよりも楽しいこの4人組でずーっとこの時間を

過ごしていけばいいのではないかと提案します。

しかしハンチョウは楽しい4人だからこそこういうセリフを言うのです。

「この4人が楽しいからこそ、この4人だからこそ、進むべきなんだろうが・・・・!

明日へ・・・・・・!」

 

場所は地下に戻り眠剤から覚めた3人は楽しかった誕生日パーティーを思い出します。

沼川が「またパサパサ飯かー」と言うと石和は「でも頑張るしかないっすからね、

また外出するには。」と前向きなセリフを。

締めくくりは「今日を頑張った者にのみやってくる明日は・・!」で締めくくります。

 

37話 糠川

地下で暇を持て余していた沼川は書庫で発酵食品の本を見つけます。

思いのほか興味を持ったようで買い出し時にぬかや麹を買い込み試行錯誤しながら

自作していきます。最初は上手く行かなかったものの徐々に慣れてきて

黒服達も公認するほどの美味しい漬物ができます。

残念ながら帝愛最高幹部の黒崎様に最終的に全部取られてしまう(美味しかったので)

のですが、漬物にはまった沼川は次の味噌漬けに挑戦しようと意気込んで話は終わります。

 

以下感想。

 

33話ー35話

人生は永遠ではありません。山あり谷ありで成り立っていてそこに禍福を感じられるのでは

ないかと感じています。ずーっと一緒に楽しい時間を過ごすのもいいでしょうが

今この一瞬を楽しむぐらいで丁度良いのでは無いのでしょうか。

我々サラリーマンは平日は自分を全部出せるわけではありません。

我慢することも多かれ少なかれあるでしょう。ぶつかることもあります。

だから休日、祝日がより楽しくなるのではないでしょうか。

石和の成長ぷりが見られた3話でした。

後やっぱりハンチョウはクズですねw(チンチロで巻き上げろってw)

 

37話

宮本さん「人は・・・・・・夢中になれる何かを見つけ・・・・それに没頭する日々の中で

・・・・・・ 大きく成長することがある・・・・!」

没頭するぐらいの事って何かしてきただろうかと自問してしまいました。

「楽に生きようとする」と言う事は没頭とは違うような気もしますが何かに打ち込んだという経験は

余りありません。

前の日記で書きましたが「人は成長する必要があるか」と言う問題とかぶりますが

夢中になれる事があるって事は何か人生楽しそうです。

楽しく生きる為なら成長も厭わないですよ。「楽」がモットーですから。

 

総括

5巻中1位を獲得するぐらい面白い巻でした。特に感動した。

一人旅が少なかったのがちょっと残念でしたが地元横浜も出てきましたし満足です。

後、横浜は都内じゃないです(浜っ子のプライド)。